東京大学

  • 大学院工学系研究科 原子力国際専攻
  • 東京大学工学部・大学院工学系研究科
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共同研究

  • 日本原子力研究開発機構
  • 東京大学宇宙線研究所

研究関連リンク

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分子運動のデザイン

小さいモノを正確に測るためには、それより細かい目盛りの精密なものさしが必要であるように、短い時間に起こる現象を調べるには、それより短い時間の精密なものさしが必要です。ここで言う短い時間の精密なものさしは、超短パルスレーザーです。このレーザーを生かして、化学的な分離では難しい同位体レベルでの物質分離を行い、原子力・核融合エネルギー開発を目指しています。

長谷川研究室では、レーザー技術を利用して、分子の回転運動を制御・分離する研究を進めています。分子の回転速度は、質量の違いによりわずかに異なるので、この違いを利用して異なる同位体を有する分子の分離を目指しています。具体的には、フェムト秒(10-15秒)オーダーの超短パルスレーザーを照射し、ピコ秒(10-12秒)オーダーの時間に起こる物理現象を実験と計算の両面から明らかにします。


図4-1: 超短パルスレーザーの光路セットアップ

■メッセージ■
新しい研究テーマに挑戦するには、それまでの知識や経験はもちろん役に立ちますが、それ以上に大切なことは、いろいろな分からないことに対してなぜそうなるのかと単純に疑問を持つことです。一見複雑そうに見えても、実は単純なものから成り立っていたり、単純そうに見えたものが実は奥が深く、複雑なものを含んでいる場合があります。当たり前に見えるようなことであってもそのまま行き過ぎず、注意して眺める心持ちがあれば、楽しい研究生活が待っているはずです、長谷川研究室はそんなあなたの心意気をサポートします。